この記事は、数回に渡って奈良へ通った様子を追記しつつ作成しています!
1度目は1泊2日で奈良北部へ行って来ました。古墳や博物館など、観光も合わせてゆったりプランでしたが、9社寺25種の御朱印と7冊の御朱印帳をいただきました。
さらにその後吉野山で御朱印めぐり!全部で25社寺40種の御朱印をいただきました!
奈良県の御朱印や御朱印帳、いただける場所やルートマップなど、御朱印めぐりに役立つ情報をまとめてご紹介!久しぶりの県外にテンションが上がり、思ったより散財!しっかりまとめていきたいと思います。
別日に行った吉野山の御朱印はこちらにまとめています!1日ガッツリ吉野をめぐりたい方はあわせてどうぞ。
参考記事:【奈良】吉野山の御朱印と寺宝めぐり。
奈良県北部をめぐる2日間の参拝ルートとマップ
1泊2日奈良めぐりルート石上神宮→大和神社→長岳寺→大神神社→長谷寺→橿原神宮→岡寺→橘寺→飛鳥寺
今回参拝した9社寺を市町村別に色別にしてまとめました。奈良市には北上せず、ギュギュッとコンパクトにめぐっています。
天理市からスタート!石上神宮へ
早朝やって来たのは、天理市の石上(いそのかみ)神宮。
境内には七十二候にちなんで東天紅鶏・烏骨鶏など約30羽が境内に放し飼いされていました。
石上神宮の基本情報
ご祭神 | 布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)、布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ) |
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社格など | 式内社 |
所在地 | 奈良県天理市布留町384 |
電話番号 | |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
公式ページ | http://www.isonokami.jp/ |
石上神宮の御由緒
石上神宮は、大和盆地の中央東寄り、龍王山(りゅうおうざん)の西の麓、布留山(ふるやま・標高266メートル)の北西麓の高台に鎮座し、境内はうっそうとした常緑樹に囲まれ、神さびた自然の姿を今に残しています。北方には布留川が流れ、周辺は古墳密集地帯として知られています。
当神宮は、日本最古の神社の一つで、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。
総称して石上大神(いそのかみのおおかみ)と仰がれる御祭神は、第10代崇神天皇7年に現地、石上布留(ふる)の高庭(たかにわ)に祀られました。古典には「石上神宮」「石上振神宮(いそのかみふるじんぐう)」「石上坐布都御魂神社(いそのかみにますふつのみたまじんじゃ)」等と記され、この他「石上社」「布留社」とも呼ばれていました。
平安時代後期、白河天皇は当神宮を殊に崇敬され、現在の拝殿(国宝)は天皇が宮中の神嘉殿(しんかでん)を寄進されたものと伝えています。
公式HPより引用
石上神宮の御朱印
石上神宮の御朱印帳
- サイズ:12cm×18cm
- 値段:1,500円(朱印代抜き)
- 備考: 透明カバーつき。
戦艦大和ゆかりの神社 大和神社
石上神宮から車で13分、大和(おおやまと)神社へ。長い参道を歩くと、正面に拝殿。式内社です。
戦艦大和の名前の由来でもあり、守護神として伝えられています。
申し出れば、高龗神社の御朱印もいただけます。
大和神社のごしゅメモ
ご祭神 | 日本大国魂大神(倭大国魂神) |
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社格など | 式内社 |
所在地 | 奈良県天理市新泉町星山306 |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
公式ページ | http://ooyamatohp.net/ |
大和神社の御由緒
日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)は大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)で、宮中内に天照大神と同殿共床で奉斎されたが、第十代崇神天皇六年に天皇が神威をおそれ、天照大神を皇女豊鋤入姫命をして倭の笠縫邑に移されたとき、皇女淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)に勅して、市磯邑(大和郷)に移されたのが当神社の創建であると伝えられている。(2000余年前)奈良時代、朝廷の命により、唐の国へ渡って学ぶ遣唐使、その他使臣は、出発に際して、当社へ参詣し、交通安全を祈願された。
また、世界最大最強を誇る「戦艦大和」の守護神とされた。同艦も、昭和20年4月7日、鹿児島県坊ノ岬沖にて轟沈した。その英霊、第二艦隊司令長官伊藤整一命外、2,736柱と護衛艦の方々が境内の祖霊社に合祀されている。公式HPより引用
大和神社の御朱印
長岳寺|天理市
奈良県天理市の長岳寺です。
ごしゅメモ
ご本尊 | 阿弥陀如来 |
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山号 | 釜の口山(かまのくちさん) |
宗派 | 高野山真言宗 |
札所 | 関西花の寺二十五霊場第十九番札所 |
所在地 | 奈良県天理市柳本町508 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | あり |
拝観料 | 大人:400円、大学生・高校生:350円、中学生:300円、小学生:250円 |
公式ページ | http://www.chogakuji.or.jp/ |
御縁起
山の辺の道に残る長岳寺は天長元年(824)淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹であり、盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えました。
以来、幾多の栄枯盛衰を重ねながらも、千百八十余年間連綿と法燈を守り続け今日に至っています。公式HPより引用
御朱印
花の御寺 大和長谷寺
桜井市の中では少し山に入りますが、真言宗豊山派の大本山・長谷寺も参拝しました。詳細記事にアクセスなどを詳しく記載しています。
参考記事:【奈良】長谷寺と能満院の御朱印と御朱印帳
長谷寺の基本情報
ご本尊 | 十一面観音 |
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山号 | 豊山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
札所 | 西国三十三所第八番札所 |
所在地 | 奈良県桜井市初瀬731-1 |
拝観時間 | 08:30~17:00(10~3月は09:00~16:30) |
駐車場 | なし(近くにコインPあり) |
拝観料 | 大人(中学生以上):500円、小学生:250円 |
公式ページ | http://www.hasedera.or.jp/ |
長谷寺の御縁起
「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)」と万葉集にうたわれていますように、この地を昔は豊初瀬(とよはつせ)、泊瀬など美しい名でよばれていたので、初瀬寺、泊瀬寺、豊山寺とも言われていました。
朱鳥元年(六八六)道明上人は、天武天皇の銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)を西の岡に安置、のち神亀四年(七二七)徳道上人は、聖武天皇の勅を奉じて、衆生のために東の岡に近江高島から流れ出でた霊木を使い、十一面観世音菩薩をお造りになられました。
徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場巡拝の開祖となられた大徳(だいとく)であり、それ故に当山は三十三所の根本霊場と呼ばれてきました。
公式HPより引用
長谷寺の御朱印
長谷寺境内 脳満院の御朱印
長谷寺の御朱印帳
大和 長谷寺の御朱印帳
- サイズ:12.3cm×18cm
- 値段:1,700円(朱印代ぬき)
- 備考:
長谷寺境内 脳満院の御朱印帳
- サイズ:11.3cm×16cm
- 値段:1,500円(朱印代抜き)
- 備考: 透明カバーつき。
大和國の一ノ宮 大神神社
長谷寺と同じく桜井市に鎮座する大神(おおみわ)神社。詳細は下の記事をご参照ください。
参考記事:【奈良】大神神社・狭井神社・久延彦神社の御朱印|桜井市
ごしゅメモ
ご祭神 | 大物主大神 |
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社格など | 式内社 |
所在地 | 奈良県桜井市三輪1422 |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
公式ページ | http://oomiwa.or.jp/ |
御由緒
当社の創祀そうしに関わる伝承が『古事記』や『日本書紀』の神話に記されています。『古事記』によれば、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀まつられることを望んだとあります。また、『日本書記』でも同様の伝承が語られ、二神の問答で大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗られたとあります。そして『古事記』同様に三輪山に鎮まることを望まれました。この伝承では大物主大神は大国主神の別の御魂みたまとして顕現けんげんされ、三輪山に鎮しずまられたということです。
公式HPより引用
大神神社の御朱印
大神神社の御朱印
狭井神社の御朱印
久延彦神社の御朱印
大神神社の御朱印帳
- サイズ:11.2cm×18cm
- 値段:1,700円(朱印代抜き)
- 備考: 透明カバーつき。
橿原神宮
1日目は橿原(かしはら)神宮近くのホテルに宿泊しました。朝一で参拝。
ごしゅメモ
ご祭神 | 神武天皇、媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと) |
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社格など | 旧官幣大社、勅祭社、別表神社 |
所在地 | 奈良県橿原市久米町934 |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
公式ページ | http://www.kashiharajingu.or.jp/ |
御由緒
日本最古の正史ともされる『日本書紀』において、日本建国の地と記された橿原。
天照大神あまてらすおおかみの血を引く神倭伊波禮毘古命かむやまといわれびこのみこと(後の神武天皇)が、豊かで平和な国づくりをめざして、九州高千穂の宮から東に向かい、想像を絶する苦難を乗り越え、畝傍山うねびやまの東南の麓に橿原宮を創建されました。第一代天皇として即位されたのが紀元元年、今からおよそ2,600余年前のことです。
日本の歴史と文化の発祥の地でもある橿原は、日本の原点ともいえるでしょう。
公式HPより引用
橿原神宮の御朱印
橿原神宮の御朱印帳
- サイズ:12.3cm×18cm
- 値段:1,700円(朱印代抜き)
- 備考: 透明カバーつき。
岡寺|明日香村
明日香村の岡という地にあることから「岡寺」の愛称で親しまれています。御朱印帳にもあるように、元の寺名は「龍蓋寺(りゅうがいじ)」といわれるそうです。
手水舎には色とりどりの花が浮かべられていました。
岡寺から5分ほど登ると、奥の院があります。石の洞窟内は「君の名は。」を彷彿させる独特の雰囲気でした。
詳しい記事はこちらもどうぞ!
岡寺の基本情報
ご本尊 | 如意輪観音 |
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山号 | 東光山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
札所 | 西国三十三所第七番札所 |
所在地 | 奈良県高市郡明日香村岡806 |
拝観時間 | 08:00~16:30(12月~2月) 08:00~17:00(3月~11月) |
駐車場 | あり |
拝観料 | 大人・大学生…400円 高校生…300円 中学生…200円 |
公式ページ | http://www.okadera3307.com/ |
岡寺の御縁起
岡寺の創建は寺伝によるとおよそ1300年前、天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立されました。昔には日本の首都、飛鳥京の中心地 飛鳥板蓋宮(大化の改新が起こった場所)、現在は明日香村行政の中心地 明日香村役場の東に位置します。過去においても現在においても政(まつりごと)・行政の中心地のすぐそばに位置しております。
現在広く知られているこの『岡寺』という名ですが実は地名に因る名であり、古来正式には、別の寺名がありました。その名は
山号は 東光山(とうこうさん)
院号は 真珠院(しんじゅいん)
寺名は 龍蓋寺(りゅうがいじ)といい、山号・院号・寺名がそれぞれあり『東光山 真珠院 龍蓋寺』となります。しかし古来より土地の名から『飛鳥の岡にある寺』=『岡寺』と親しみをこめて呼ばれており、現在では宗教法人としての名も『龍蓋寺』ではなく『岡寺』となっており、『岡寺』の名で知られております。
公式HPより引用
岡寺の御朱印
岡寺の御朱印帳
- サイズ:12.3cm×16cm
- 値段:1,500円(朱印代抜き)
- 備考: 透明カバーつき。
橘寺|明日香村
奈良県明日香村の橘寺、正式名称は仏頭山上宮皇院菩提寺といいます。読み方は「たちばなでら」。
橘寺のごしゅメモ
ご本尊 | 聖徳太子座像 |
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山号 | 仏頭山 |
宗派 | 天台宗(創建時:法相宗) |
札所 | 新西国三十三箇所観音霊場第十番札所、聖徳太子霊跡第八番札所 |
所在地 | 奈良県高市郡明日香村橘532 |
拝観時間 | 9:00~17:00(受付16:30まで) |
駐車場 | あり |
拝観料 | 大人・大学生:350円、高校生・中学生:300円、小学生:150円 |
公式ページ |
橘寺の御縁起
西暦572年、当時欽明天皇の別宮で橘の宮のあったこの地に、その第4皇子橘豊日命(たちばなのとよひのみこと)(後の31代用明天皇)と穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)を父母とされて御誕生になったと伝えられています。
公式HPより引用
橘寺の御朱印
橘寺の御朱印帳
- サイズ:13cm×17.7cm
- 値段:1,500円(朱印代抜き)
飛鳥寺|明日香村
明日香村の飛鳥寺には、日本最古の「飛鳥大仏」がいらっしゃいます。
住職に「撮影もして行ってください」と許可をいただきました。ここぞとばかりにパシャパシャ。
飛鳥寺の基本情報
ご本尊 | 釈迦如来 |
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山号 | 鳥形山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
札所 | 新西国三十三箇所第九番札所、聖徳太子霊跡第十一番札所 |
所在地 | 奈良県明日香村飛鳥682 |
拝観時間 | 09:00~17:30(10月~3月:〜17:00)※受付は各15分前まで |
駐車場 | あり |
拝観料 | 大人・大学生:350円、高校生・中学生:250円、小学生:200円 |
公式ページ |
飛鳥寺の御朱印
奈良県の御朱印めぐりまとめ
簡単にですが、奈良県でめぐった社寺と御朱印をまとめました。また少しずつ詳細を更新していこうと思います!
吉野山の御朱印はこちらをどうぞ!