日本三所の長谷寺
こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。
奈良・鎌倉と並ぶ日本三所の長谷寺が、ここ長野市にあります。
参道には桜並木が植えられ、鐘楼門の横には立派な枝たれ桜の古木も咲き誇ります。日本三所にふさわしい威厳さと、どこか懐かしい信州の景色を望むことができます。
仁王門裏には水仙の花。
4月中旬頃が見頃です。
ごしゅメモ
龍福院 長谷寺
ご本尊 | 十一面観世音菩薩(人肌観音) |
---|---|
山号 | 金峯山 |
宗派 | 真言宗智山派 |
札所 | 信濃三十三観音霊場第十八番札所 |
所在地 | 長野市篠ノ井塩崎878番地 |
電話番号 | 電話 |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
公式ページ | 金峯山 長谷寺ホームページ |
御朱印
住職さんにはなかなか会えないそう。信濃三十三観音の札所でもあります。
マップ
長谷寺の「鳩字」
鳩字といえば善光寺が有名ですが、ここ長谷寺の額も鳩字が用いられています。「谷」の上部分が鳩に見えますね。善光寺では他に牛の姿を見ることができますが、長谷寺には「宝剣」と「如意宝珠」が隠れています。どこだか分かりますか?
[voice icon=”https://goshumemo.com//wp-content/uploads/2017/05/IMG_2033.jpg” name=”信州さーもん” type=”l line”]鳩字に隠された「鳩」や「宝剣」を探してみよう![/voice]
善光寺の鳩字については、善光寺・忠霊殿の地下にある善光寺資料館で説明されていました。
鳩は神の使いと言われており、文字に力を与えます。
鳩字はまた鳩(鳥)は鳥居と同じ意味をなし、ここが特別な霊場であることを表しているのです。長野県内には他にも額に鳩字が用いられている社寺があるので、気にして見てみると面白いですね。
お賽銭箱に刻まれた寺紋。よく見かけます。「五三桐」かな(ちょっと勉強中)。
不動堂
後ろに映っているのが不動堂。このお地蔵様、なんだかこっちを見ているように見えます・・・。ファインダー越しに目が合い、ひとりで怖がってました。「ええアングルで撮っとるやないか」とか思ってくださっていることを祈ります。
上方には塩崎城跡
長谷寺をさらに登ると、塩崎城跡があるようです。
西国三十三観音石仏
崩れかけた石仏の背景には、たくさんの石仏が立っています。西国三十三観音の石仏たち。
信州長谷観音の境内
公式HPよりお借りしましたが、観音堂の横にも同じ看板がありました。
さらしなの景色と枝たれ桜
長谷寺からの景色は、写真だけでは表せません。鳥の鳴き声、風の感触、草木の匂い、五感で得たすべてを持ってこの景色を味わってみてください。
一番眺めの良い観音堂にはベンチが置いてあります。春の陽気を感じるにはぴったりの場所ですよ!
2017年は桜の開花が遅め。4/14で開花状況は3分咲きといったところです。
良いアングル!しだれてますね〜。4/18には花まつりも行われるそうです。当日は雨予報だけど…晴れることを祈って。。
(追記:当日晴れて良かったです!!4/18に撮った桜の写真は下の項目にて)
鶴萩古墳
仁王門までおさんぽしていると、何やら奇妙な小山を見つけました。
近寄ってみると「鶴萩古墳」の文字。長谷寺の創建よりさらに古い6世紀後半に築造されたと考えられています。
長野市の文化財に指定されています。中は暗くて入ることができませんでしたが、なぜかみかんが転がっていました。なんでやねん。
長谷寺の「春」
梅の花かな?後ろに長谷寺の十王堂が見えています。
色とりどりの、春。
ぜひ味わいに来てください。
(追記)桜が咲いたよ!
長谷寺の桜が満開とのことで、4/18に行ってきました。ちょうど春の大祭で大勢の方々が参拝に訪れていました。
晴れて良かったです。
長野県の御朱印まとめはこちら
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