鬼女紅葉の伝説 松巖寺の御朱印/長野市鬼無里

鬼女紅葉菩提寺 松厳寺

こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。

何となく「鬼無里(きなさ)」という地名が気になったので、長野市北部の旧鬼無里村へ行ってきました!

そこで出会った松巖寺(しょうがんじ)というお寺をご紹介いたします。地名の謎については別記事で書きたいのですが、今回は松厳寺のご縁起と深く関係のある「鬼女 紅葉の伝説」とからめて掘り進めていきます。

参考記事1:鬼無里に鬼はいないの?鬼無里の伝説と地名の由来。

参考記事2:鬼女と呼ばれた姫、紅葉の伝説をめぐる鬼無里・戸隠の旅プラン。

 

 

松厳寺の基本情報とアクセスマップ

ごしゅメモ

松巖寺(しょうがんじ)

ご本尊
山号 凌雲山
宗派 曹洞宗
札所・霊場 信濃三十三観音霊場番外
所在地 長野市鬼無里320
電話番号 026-256-2061
駐車場 あり
拝観料 なし
公式ページ  なし

 

ご縁起

紅葉を討ち取った平維茂は、紅葉が息を引き取った洞窟に祀られていた紅葉の守護仏・地蔵尊を村に持ち帰ります。紅葉を供養するため現在の観音堂あたりにお堂を建て、「鬼立山 地蔵院」と称しました。これが松厳寺の前身です。松厳寺では今でも紅葉の地蔵尊が安置されています。

江戸時代初期に松厳和尚が曹洞宗の寺院を開き、松厳寺と改めました。山号は江戸時代中期の度重なる雨災から「雲を凌ぐ」と書いて「凌雲山(りょううんざん)」となりました。

 

マップ

 

御朱印

住職はお忙しかったようで、書き置きに日付だけいただきました。

 

鬼女伝説の残る 松厳寺

松巖寺の本堂手前に、なにやらかわいいお姫さまが立っていました。「貴女紅葉」の文字。すぐ横のご縁起に詳しく解説されています。

 

「鬼女紅葉の伝説」

源経基公の寵姫(ちょうき)であった才色兼備の紅葉。

正妻の侍女から源経基の寵愛を受け子供を産むまでになりましたが、邪魔になった正妻を呪殺しようとして信州戸隠へと流されてしまいました。

罪人として流された紅葉ですが、美しく知性溢れる彼女を村人たちは慕うようになります。紅葉は流されたこの土地を京になぞらえて呼び、懐かしみました。鬼無里には今でも「西京」「二条」「三条」といった地名が残されています。

やがて再びの上京を決意した紅葉は兵を進めますが、その動きを見た平家一門の平維茂(たいらのこれもち)に討たれてしまいます。紅葉は「妖怪変化の鬼女である」と言われ、多くの悪事を働いていたという伝承もあります。

「鬼女紅葉の伝説」を題材にした能の謡曲「紅葉狩」では、美女に化けて人を襲う鬼であるとされています。

 

[voice icon=”https://goshumemo.com//wp-content/uploads/2017/05/IMG_2033.jpg” name=”信州さーもん” type=”l line”]「紅葉狩り」という言葉の由来にもなっているんだって![/voice]

 

「鬼女」と呼ばれる紅葉ですが、松厳寺のご縁起やお墓などを見るに、村では愛された人物であったことがうかがえます。

松厳寺で見たキャラクターの名前も「鬼女」ではなく「貴女」になっていますしね!話を見ていると誰かの悪意を感じるというか・・・もしかして正妻が紅葉をハメて島流しさせたのでは?

悪名を轟かせたのも誰かの陰謀なのでは?なんて邪推してしまいます。

それにしても紅葉はその美貌と知性で驚きの出世を果たしたり、鬼無里の地を京になぞらえてみたり、見知らぬ土地で村人の尊敬を集めたり、魅力的な人だったのだろうなという印象を受けます。

伝説や菩提寺が残り、今でも祭りや偲ぶ会が行われる理由も分かります。私も好きになりました!

まあそんなこんなで

鬼女が討たれ鬼がいなくなったこの土地は、その名の通り「鬼無里」となったのです。

・・・がしかし、松厳寺で買った本を読んでいるうちにもうひとつの説が明らかになります。

 

説2:紅葉が流されてくる前からこの土地は「鬼無里」だった!

この件に関しては松厳寺の紹介から大きく外れるので、「地名の謎シリーズ」に書きたいと思います!

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「地名の謎シリーズ」

「シナノ」に隠された秘密とは?「信濃」「長野」「信州」の由来と意味を考察してみた

佐久にある不思議な海に関する地名・苗字の由来とは?【信州・地名の謎2】

鬼無里(きなさ)に鬼はいないの?谷の京、鬼無里の伝説と地名の由来を探りに行ってきた!

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鬼無里の地名記事書きました!

さらに松巖寺を中心とした鬼無里の「紅葉さんゆかりの地」をめぐる観光プランも提案しています。

 

境内案内

松厳寺の駐車場

駐車場は山門の手前にあります。

 

観音堂

 

 

山門

 

鐘楼

 

紅葉の墓

 

 

本堂の中へ

お寺の本堂に自動ドア、初めて見ました。

 

本堂のこの部分、これがあるお寺は格式も高く歴史も古いって聞きました。「撮っていいですか?」って聞いたら笑われてしまった。

 

本がたくさん売られています。

お買い上げ(笑)

他にもいろいろ売られています。

 

 

松厳寺 まとめ

長野市旧鬼無里村の松厳寺さん。伝説込みで楽しめました。地名の由来や観光プランは下の記事も参考にしてくださいね。

 

参考記事1:鬼無里に鬼はいないの?鬼無里の伝説と地名の由来。

参考記事2:鬼女と呼ばれた姫、紅葉の伝説をめぐる鬼無里・戸隠の旅プラン。

 

長野県の御朱印まとめはこちら

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この記事を書いた人

信州さーもん

長野県観光メディア「Skima信州(@skima_shinshu )」神社・お寺と御朱印ブログ「ごしゅメモ(http://goshumemo.com )」「旅する鮭朝」とかやってる平成生まれの魚。兵庫県出身信州在住。一本桜、宿場と街道、滝、地名、温泉、御朱印、ダムカード。長野の観光に関するお仕事、お待ちしています!