【福井】苔で有名な平泉寺白山神社の御朱印と御朱印帳

こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。

今回は福井県勝山市の平泉寺白山神社をご紹介。ガイドさん付きでめぐり、御朱印と御朱印帳もいただきました。戦国時代には最盛期を迎え、8,000人もの僧兵を構えた平泉寺。

 

平泉寺白山神社のアクセスと基本情報

平泉寺白山(へいせんじはくさん)神社

ご祭神 伊奘冊尊
社格など  旧県社
所在地  福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-63
駐車場 あり
拝観料 なし
公式ページ  http://heisenji.jp/

 

ご由緒

この平泉寺は霊峰白山へお参りをするときの登り口として西暦717年(養老元年)に泰澄大師により開かれた霊場です。
泰澄たいちょう 大師が白山山頂を目指して、現在の白山神社の境内にある御手洗池みたらしのいけ の傍らで、祈祷をしていたところ白山の神が現れました。そしてその神に導かれて白山の頂上を極めたと伝えられています。
平泉寺は古くは平清水、白山社はくさんしゃ などと称され平安時代の末期には延暦寺の末寺となり、その後、多くの寄進などもあって次第に勢力を伸ばしていきました。最盛期には48社36堂そして6千の僧坊、寺領9万石9万貫、僧兵8千人を要したといわれ白山信仰の拠点とし栄えました。しかしながら、戦国時代の末期1574年(天正2年)一向一揆の兵火により全山が焼失してしまいました。このときの学頭にあった顕海けんかい は美濃(現在の岐阜県)に逃れました。9年後の1583年(天正11年)に平泉寺に戻った顕海は弟子の専海、日海と共に再興に着手し江戸時代までには境内の中心部が再興されました。1868年(慶応4年)明治政府より神仏分離令が出されました。全国的な運動のたかまりからここ平泉寺においても1870年(明治3年)平安時代以来の神仏習合の伝統が破棄され、神社として分離独立しました。平泉寺と聞いてお寺を連想される方もおられますが、このような歴史を経て今は平泉寺白山神社となっています。一向一揆により多くの建物跡が土に埋もれてしまいました。しかし近年、白山神社周辺での開発工事が進む中、地中から中世の建物跡や陶磁器類が数多く発見されるようになりました。そして平成元年から始まった市の発掘調査によりかつての平泉寺が現在の白山神社境内に比べて十倍以上の広さをもっていたことが判明いたしました。現在も発掘調査が続けられており、膨大な数の僧坊跡や中央に走る石畳の道、排水溝などが見つかっています。それでは苔の宮ともいわれる緑の絨毯を敷き詰めたような境内の青苔の広がり、そして俗界から隔絶された静寂さが漂う平泉寺白山神社を心ゆくまでご堪能下さい。

公式HPより引用

 

駐車場のマップとアクセス

 

御朱印

越前平泉寺白山神社の墨書きをいただきました。200円。昨年は白山開山1300年だったため、記念印が押されていたようです。

同じく白山信仰のある石川県の白山比咩神社那谷寺、新潟県の新潟総鎮守 白山神社や長野県の山家神社などでは、記念印や限定御朱印、御朱印帳なども頒布されていました。

新潟白山神社の開山1300年記念御朱印

 

長野県の山家神社開山1300年記念限定御朱印

 

詳しくは詳細記事もご参照ください。

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御朱印帳

御朱印帳は1種類、1500円。御朱印とあわせて1700円でいただきました。平泉寺白山神社の御朱印帳は、最盛期を迎えた中世期の古図が描かれています。

 

 

 

平泉寺白山神社は白山信仰の拠点

「平泉寺」の由来となったといわれる御手洗池

白山信仰を創り平泉寺などを開いた奈良時代の修行僧・泰澄(たいちょう)

越前で修行に励んでいた泰澄は、いつか白山連峰で修行してみたいと考えていました。その時白山に向かう途中の林泉にてご神託を受け、白山を極めたといわれています。

その林泉が平泉寺にある御手洗池であるという説があるようです。

池の近くから清水が湧き出でており、御手洗池に流れていました。神社の参道途中を傍に入った場所にあります。

 

白山平泉寺歴史探遊館「まほろば」へ。駐車場はここが一番近い

境内へ入る前に、白山平泉寺歴史探遊館もチェックしておきましょう。

無料で平泉寺周辺の歴史を学ぶことができます。ちなみにまほろば道向かいにある市営駐車場が一番近いのでおすすめ。第一駐車場から白山神社までは20分ほど歩きます。

中は撮影禁止でしたが、白山信仰の歴史や周辺で発掘された史跡や当時の雑貨などが展示されていました。

 

その時いただいたマップがこちら。

 

事前に申し込めばガイドツアーに参加できるよ

今回は勝山市のガイドボランティアの水上さんに案内していただきました。

勝山市ではボランティアによる観光案内を行っています。ガイド料は無料、交通費1,000円で要予約。

国史跡白山平泉寺旧境内
まほろば→平泉寺白山神社→まほろば(約70分)
まほろば→平泉寺白山神社→南谷発掘地→まほろば(約120分)
菩提林→まほろば→平泉寺白山神社→まほろば(約120分)

勝山まちなか名所、旧跡(約60分)

勝山左義長まつり(要相談)

公式ページより引用

 

お問い合わせは勝山市観光政策課(0779-88-8117)へどうぞ。詳細は公式ページをご覧ください。

 

白山神社へと続く参道を歩く

まほろばから白山連峰方面へとまっすぐ続く参道。

5分ほど歩くと、二の鳥居が見えてきました。屋根がついているのは神仏習合の名残、1777年に建立されたものです。

 

正面には拝殿。4月現在は苔も元気がありませんでしたが、今回案内していただいたDearふくいさんには綺麗な苔がバッチリ写っていました!

 

苔の見頃は6月〜7月頃。Dearふくいさんのアイキャッチ画像にもなっている、拝殿傍からのアングルがおすすめだそうです!

 

ここですね。うん、また来よう!

 

本殿は木彫りの壁面が美しい

続いて本殿へ。

 

四方の壁面は全て一枚彫。

 

平泉寺白山神社は半日楽しめるおすすめスポットでした

白山平泉寺は、土地の面積も広く、見所もたくさん。紹介しきれない部分もありましたが、今回は御朱印メインでサクッとまとめました。

 

案内していただいたDearふくいさんカップルを盗撮。

デートにもおすすめな平泉寺白山神社、ぜひ訪れてみてください!

 

 

 

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信州さーもん

長野県観光メディア「Skima信州(@skima_shinshu )」神社・お寺と御朱印ブログ「ごしゅメモ(http://goshumemo.com )」「旅する鮭朝」とかやってる平成生まれの魚。兵庫県出身信州在住。一本桜、宿場と街道、滝、地名、温泉、御朱印、ダムカード。長野の観光に関するお仕事、お待ちしています!