冨士山稲荷神社の御朱印|長野県飯田市

 

こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。

冨士山稲荷神社は長野県飯田市浜井町に鎮座し、飯田城の鬼門除けにもなっています。

住所を頼りにGoogleマップで向かうと裏の田んぼに案内されてしまうので注意してください。わたしは2度迷子になりました。

 

ごしゅメモ

冨士山稲荷神社

ご祭神 冨士山大神(ふじやまのおおかみ)
社格など
所在地  飯田市浜井町3363
電話番号 0265-22-3316
駐車場 あり
拝観料 なし
公式ページ  http://www.fujiyamajinja.jp/

 

御由緒

社伝によると、慶長6年(1601)2月、小笠原兵部太夫秀政が飯田5万石に封じられた際、飯田城の鬼門にあたる破魔射場(現在 浜井場)の藤山(ふじやま)に、災難除の意味も込め、崇敬する稲荷大神を祀ったのが始まりであるといわれています。小笠原氏は慶長18年(1613)10月に松本城主8万石に移封されましたが、このことは、秀政の室の峯高夫人(名を福姫といい、徳川家康の長子信康の女)の尊崇が特に厚く、大神の御加護によるところと、当社を「出世稲荷」とも称しました。それ以来歴代藩主心のよりどころとして、また飯田、伊那谷の鎮護神として、古くから「ふじやまさま」の尊称とともに、多くの崇敬を集めてきました。古くは豊受稲荷神社・稲荷社とも呼ばれてきましたが、地名の藤山から冨士山稲荷神社と改称されました。昭和52年(1977)7月に大造営が行われるなど、社頭は一新され、大唐破風造りの社殿が参拝者を迎え入れてくれます。

公式HPより引用

 

御朱印

信州破魔射場(はまいば)の墨書きは、書かれる方によってないこともあります。社務所にいらっしゃらない場合は電話してください、との看板がありました。

 

マップ

 

冨士山稲荷神社

新緑が色彩豊かな4月下旬の冨士山稲荷神社。

小高い丘に鎮座しているように見えますが、反対側は崖になっています。もともとは「藤山(冨士山)」と呼ばれる緩やかな丘でしたが、裏にある野底川の反乱によって崩れ現在の形になりました。

古くは「豊受稲荷神社」「稲荷社」、また「ふじやまさん」として親しまれてきましたが、地名の藤山をとって「冨士山稲荷神社」と改められました。

地名の藤山はいつしか、名が同じことから地域の方々があやかって冨士山と呼ぶようになったのだそう。ちなみに冨士山の冨は富ではないので注意しましょう。

 

創建は1603年、小笠原氏が飯田城の鬼門除けとして破魔射場(浜井場)に、崇敬していた稲荷大神を祀ったのが始まり。ご利益として、商売繁盛より厄除けの意味合いが強いのもこのため。

破魔射場の文字通り、魔を打ち破るとされています。

 

 

ご神木の大欅

社殿のすぐとなりには、ご神木の大欅。

1715年の大水害で山の一部が欠けたものの、ご神木や森には被害がありませんでした。また南西部の市街地への被害も防いだことから市民の信仰はあつく、厄除けとしての役割を担っています。

 

ひときわ明るい緑をつけているのがご神木かな。トトロに出てきた森のよう!

 

まとめ

飯田駅から徒歩30分弱、飯田城址にもほど近い冨士山稲荷神社。信濃国十四社の一社でもあります。

 

 

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信州さーもん

長野県観光メディア「Skima信州(@skima_shinshu )」神社・お寺と御朱印ブログ「ごしゅメモ(http://goshumemo.com )」「旅する鮭朝」とかやってる平成生まれの魚。兵庫県出身信州在住。一本桜、宿場と街道、滝、地名、温泉、御朱印、ダムカード。長野の観光に関するお仕事、お待ちしています!