清滝観音堂
こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。
清滝観音堂は信濃三十三観音霊場の札所で、今は清滝より下った林の中にあります。
虫歌観音や保科観音とともに一本の御神木から掘り出されたことから、「一木三体」の仏さまだとされています。1日にこれらの三ヶ寺を巡るとご利益があるとも。
清滝観音堂は、清滝へ向かう途中にあります。
冬場は雪に覆われ、イノシシ除けの鉄柵が周囲を囲っています。出入りの後はしっかり柵の錠をかけておきましょう。
清滝奥ノ院阿弥陀堂
観音堂をさらに登った先の清滝。すぐ手前には、阿弥陀堂が見えます。
特殊な地層の岩肌を削りながら、勢いよく流れ落ちます。
夏なら気持ちよかっただろうな〜。2月に参拝したので、水しぶきが冷たかった!秋には紅葉、春には藤桜が見られる(はず)。阿弥陀堂の四季も見に行きたいと思います!
お気に入りの。今日は水少なかった気がする。 pic.twitter.com/HysAszmSFS
— 信州さーもん@Skima信州 (@goshumemo) April 3, 2018
動画も撮ってみました。
清滝観音堂のご本尊は「養蚕観音」とも呼ばれていますが、これは滝を蛇に見立てたところからきているのでしょう。
蚕を食べてしまうネズミを捕食してくれる蛇を、神様と信仰する地域があります。養蚕が盛んだった松代地域でも蛇を神に、滝を蛇と見て篤く信仰していたようですね。
ごしゅメモ
清滝観音堂(きよたきかんのんどう)
ご本尊 | 十一面観世音菩薩 |
---|---|
山号 | 明真山 |
宗派 | 真言宗 |
札所 | 信濃三十三観音霊場第十一番札所 |
所在地 | 長野市松代町東条菅間 |
電話番号 | 026-278-3967(福徳寺) |
駐車場 | あり(道脇のスペースが駐車場の駐車場になっています) |
拝観料 | なし |
公式ページ | なし |
ご由緒
奈良時代、僧行基がこの地を訪れた際、桑の巨木から立木のまま1丈6尺の千手観音像を三体刻まれ、そのうちの一体は奇妙山西中腹のこの地に安置したのが起源と伝えられる。もう2体は7番札所の桑台院と16番札所の清水寺に安置されたと伝えられ、昔からこの3寺を1度に巡礼するとご利益が大きいとされた。奈良時代坂上田村麻呂が東国制覇の折、祈願所として堂宇を建立したとされ、最盛期には36坊・7堂伽藍をそろえ、山岳信仰の一大霊場として栄えたと伝えられる。
(信濃三十三観音札所めぐり:札所紹介より引用)
御朱印
お留守の場合は玄関を入ったところに書き置きがおいてあります。
管理人はちょうど御在宅の時に書いていただくことができました。
書き置きはこの紙の下に置いてあります。(留守の時も玄関空いているのかな・・・)
虫歌山 桑台院の御朱印も同じくこちらでいただくことができます。
[kanren postid=”115,96″]
マップ