猫寺 霊験山法蔵寺の御朱印/長野県小川村

こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。

小川村に残る猫の伝説ゆかりのお寺・法蔵寺のご紹介。1342年、南北朝時代に創建した古刹です。

猫寺として県外からも多くの猫好きさんが参拝に訪れる人気スポット。猫に関する資料もたくさん見せていただきました。

 

法蔵寺の基本情報

ごしゅメモ

ご本尊 釈迦牟尼仏
山号 霊験山
宗派 曹洞宗
札所 なし
所在地 小川村瀬戸川19280
電話番号  026-269-2821
駐車場 あり
拝観料 なし
公式ページ なし

 

マップ

 

御朱印

御朱印にはかわいいネコの印が押されます。

 

小川村に伝わる猫伝説とは?

小川村には、和尚さんの代わりに動物たちに説教をしていた猫のお話が残っています。

原文は下の通り。

 

当寺は猫寺の通称をもって知られる古刹にして江戸時代初期正保年間に起りし物語りとして伝ふ。当時三代に亘り飼われたる三毛猫が法師に化けて住持の法衣を着し夜毎鎮守堂に参じて同類を集めて勤行し説法などして奇行な振舞いに及びしが事発覚するや三毛猫は寺より姿を晦したといふ。
后年三毛猫は武士に変化して当寺を訪れ過去の非礼を詫び何れの日か多年の恩恵に酬いたきを約して去りたといふ。
当時安曇郡千見の郷に御番所守護職の任にありし下條七兵衛信春氏他界し葬送にあたるや暗雲かき曇り風雨烈しく稀まる荒天に阻まれ数日に亘り難渋を極め居る折旅僧立寄り進言し当山十一代格州良逸和尚を導師として招きたる処荒天たちまち鎮まり晴天白日の下恙なく大葬儀が執り行われたと云ふ。時正保四年〔一六四七〕初秋なり。
是より下條家一門を初めとして千見地区を中心に深く当寺に帰依して檀家となるなり当時の人々は彼の旅僧こそ猫の化身にして三代に亘り飼われたる三毛猫の報恩の所業なりとして猫檀家と呼び今日に伝わる所以なり。
冀はこの伝説が広く「心の故郷」として永く伝承されんことを念願やまざるなり。

「猫塚の由来」より引用

 

法蔵寺 まとめ

小川村の猫寺、法蔵寺をご紹介しました。県外からも多くの猫好きさんが訪れる人気スポットです。

 

長野県の御朱印まとめはこちら

[kanren postid=”163,30,41,36,45″]

 

この記事を書いた人

アバター画像

信州さーもん

長野県観光メディア「Skima信州(@skima_shinshu )」神社・お寺と御朱印ブログ「ごしゅメモ(http://goshumemo.com )」「旅する鮭朝」とかやってる平成生まれの魚。兵庫県出身信州在住。一本桜、宿場と街道、滝、地名、温泉、御朱印、ダムカード。長野の観光に関するお仕事、お待ちしています!