こんにちは、信州さーもん(@goshumemo)です。
象山神社のご祭神となる佐久間象山は、江戸時代後期の松代藩士であり思想家。明治維新の礎を築いた吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬などが門弟にいます。
ちなみに佐久間象山は「しょうざん」と読みますが、長野では「ぞうざん」と読むのが一般的だそうです。そのためこの象山神社も「ぞうざん神社」と読みます。
長野県の県歌である「信濃の国」にも「ぞうさん先生」と歌われているのだとか。本人は「しょうざん」と名乗っていたようなので、地元の方々がなぜ「ぞうざん」と呼ぶのが少し調べてみました。
どうやら松代にある「象山」という山は「ぞうざん」と読み、佐久間象山はそれに由来して名前をつけたことに関係しているようです。佐久間象山は「象山(ぞうざん)」にちなんで「象山(しょうざん)」と名乗りましたが、地元の方には馴染みの深い「ぞうざん」読みで広まったというのが有力な考え方です。
ちなみに象山の読み方については以前もどこかで紹介したこの本に説明されています。意外と知らない信州の謎に「なるほど〜」と思えることが多いので、きになる方はチェックしてみてください!
神社敷地内には象山の残した句碑がいくつか建立されています。
佐久間象山神社の基本情報
ごしゅメモ
佐久間象山神社(さくまぞうざんじんじゃ)
ご祭神 | 佐久間象山 |
---|---|
社格など | 県社 |
所在地 | 長野市松代町松代1502 |
電話番号 | 026-278-2461 |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
公式ページ | 象山神社トップページ |
ご由緒
大正二年象山殉難五十年祭を契機に、元大審院長横田秀雄博士の主唱で、神社建立の計画が進められ、 地元をはじめ県下全市町村及び信濃教育会・全学校・全国関係者の協力によって、昭和六年創立許可され、 昭和十三年十一月三日県社として創建された。
(象山神社公式HPより引用)
御朱印
御朱印は神社左手にある社務所で書いていただきます。
マップ
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